HTテクノロジーの秘密を探る
HTテクノロジーとは、Intel社の主力CPU「Pentium4」「XEON(サーバー向け)」シリーズに採用されている「CPUを仮想的に2つにする」技術です。(このほかにもいろいろあるそうですが・・・・。)ニュースの記者ではないのですが、簡単なレポートをすることにしました。
Pentium4シリーズでは2.4CGHzから採用されたHTテクノロジー。その威力を調べるため、
CPU Pentium4 2.6CGHz
M/B AOpen AX4SG Max
RAM DDR400 1.5GB(256M*2+512M*2)
HDD SATA 120GB*2(7200rpm)
VIDEO 865G ONBOARD
DRIVE DVD再生16X、CD-R書き込み12X、CD-RW書き換え10X
という環境でベンチマークをとりました。
詳しい結果は載せませんが、「HDBENCH」では、HTを有効にしても無効の時とほとんど差がありません。(HTのほうが上ですが、ほんの少しだけです。)
ついでに、このマザーボードでは、Windows上でBIOSをアップデートできるソフトがあるのですが、HTを無効にしないとできないので、いつも再起動してBIOSで切り替えないといけないのは少し面倒です。
あと、インターネットの情報によると、軽い作業のほどHTの威力が発揮されるそうです。(あくまで情報ですが・・・。)でも、それでも僕の環境ではあまり差がないようです。
それよりかは、CPUをクロックアップして(2.6GHzを3.25GHzにして)やってみるとかなりスピードがアップします。
(ついでに3Dのベンチでもオンボードの弱いビデオを速いCPUスピードでカバーしているようです。)
僕ははじめ、HTとはマルチメディア系のものに強く、仮想的でもほとんど実際のデュアルCPU環境と同じようなことができると思っていたのだけど、インターネットのグラフを見ていると実際のデュアルのほうがいい面がたくさんあることがわかりました。
詳しい情報は(http://pcweb.mycom.co.jp/special/2002/ht/index.html)へ。
Text:DigiTaichi
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