親と子のパソコン教育実験室
 
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パソコンケースの中に
   広がる”街”

パソコンを作ってみたい
  と言い出した

「難しいか簡単か」より
  「面白いかどうか」が大切

パソコン検定への挑戦

一石多鳥の子供による
  パソコン自作

自作によるリスクも
  教育と考えればメリット

子供たちのキャパシティ

 

組み立てが終わって、OSをインストール、さらにドライバを入れるとき、ビデオボード*などがうまく動作しないことがありました。 そんなときタイチは、パーツメーカーのホームページから新しいドライバをダウンロードして問題を解決していました。

パーツメーカーは台湾の会社が多く、ホームページも英語や中国語だったりします。それでもあまり気にならないようすで、ファイル名や知っている英単語を手がかりに外国語の中から必要な情報を入手していました。

BIOS画面はすべて英語で、しかも専門用語だらけだけど、どこをどう設定すればいいのかということも、なんとなく感じ取れるようでした。そういえば、『DOS/V POWER REPORT』や『月刊アスキー』、『WinPC』など、かなりハードな専門誌も平気で読んでいました。知らない漢字がたくさんあるはずなのに。

子供たちが熱中しているゲームを一度、本気で試してみてください。"敵"の倒し方や、ステージの攻略法、そのために最適なアイテム(武器やエンジンなど)の選び方、登場人物やマシンの形、その名前に至るまで、かなり複雑で、難しいということに驚くでしょう。

タイチの弟・ヨシキ(5年生)は、パソコンの知識はそれほどではありませんが、PCゲームにおいては、シューティングでも、レーシングでも、タイチをはるかにしのぐテクニックをもっています。
「こんな高度なことができるのに、どうして簡単な割り算ができないの?」と、とってもフシギでした。ちなみに私はといえば、2年生の三男・ケンセイとちょうどいい勝負といったところでしょうか…。

我が家の子供たちを見る限り、自分が興味をもったことであれば、難しいとか簡単だとかはあまり関係ないようです。
「ゆとり教育」があれこれ問題になっているけれど、学習内容の量やレベルだけではなく、「面白いかどうか」という視点が、より重要であるような気がします。円周率が簡単になっても、その円周率という概念の面白さがなくなったのでは、子供たちにとって算数は、より一層つまらない科目になってしまうのではないでしょうか。

Text:DigiPaPa

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