組み立てキット・ベアボーンキット
パソコン自作とは、文字通り「パーツを組み立てること」が中心ではあるけれど、もっとも大切で、かつ難しく、だからこそエキサイティングなのが、あれこれとパーツを構成すること。それはまた、自作に成功するかどうか、作った後の使い勝手はどうかということまで大きく左右することになる。
パーツ構成をすべて自分でやり遂げるためには、それなりに知識が必要になってくる。だから最初は、ほとんどのパーツがセットになっている「組み立てキット」を買って、とりあえず組み立てとセットアップだけをやるという方法もある。これでも立派な自作パソコンであることに変わりはない。
組み立てキットより、もう一歩レベルアップした「ベアボーンキット(ベースキットとも言う)」という方法もある。これは、ケースやマザーボード*、電源などといったベースになるパーツがセットになっているものだ。
ものによってはドライブ類(CDやDVDなど)や、キーボード、マウスまで付属している商品もある。組み立てキットとの違いは、CPUやメモリなどを自由に選ぶことができるということ。
省スペースマシンなどはケースとマザーボードがかなり限定されるため、ベアボーンキットとして売られていることが多い。
でもやっぱり自作の本当の面白さを知るためには、いつかはパーツ構成から挑戦して欲しいと思う。「完全自作」は、リスクも大きいけど、それだけ得られるものも多い。
Text:DigiPaPa
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