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こだわり別構成案

こだわり静音マシン
【パーツ構成 こだわり静音マシン】
  (準備中)

  →とりあえずは「パソコンキッズ☆デ・ジ・タ・イ・チ」サイトへ
    (これまでの自作マシンのパーツ構成が載ってます)


<音を静かにするポイント1:ファン>
パソコンの中で最もうるさい音を出すのは、たいていの場合ファン(ようするに“扇風機”)だ。ファンは、ケースの前や後ろ、電源、CPU、ビデオチップなどに付いている。
 いうまでもなく回転数が多いほど音はうるさくなる。大きなファンのほうが、同じ回転数でも冷却効果は高くなる。つまり、できるだけ大きなファンのほうが静音性は向上するということになる。

さらに温度によって回転数をコントロールできるファンを選ぶ。インターネットやメール送受信、ワープロなど、わりと軽めの作業のときは、パソコン内部の温度はそれほど上がらない。ということは、ファンの回転数を低く抑えることができるということ。そして、そういう時間のほうが実際はずっと長い。ファンコントロールは最近ブームのようになっていて、ファンが対応していれば、ソフトウェアからでも自動で回転数を抑えることができるものもある。

ファンレス――つまり、全くファンのない無音&省スペースパソコンを作ることもできる。ただしこれは完全自作ではなく、あらかじめ基本的な構造(ケースやマザーボードなど)が決められたベアボーンキットになる。ファンレスマシンの場合、基本性能はどうしても低くなるのは避けられない。

<音を静かにするポイント2:ケース>
ケースの材質や構造も静音性を左右する。スチール製が、ビビリも少なく、静音マシンにはおススメだ。

省スペースのものは、中のスペースがせまいため、熱がこもりやすい。つまりファンの回転数を上げざるを得ず、静音マシンには不利だ。とはいっても、CPUを発熱の少ないものにするなど、工夫次第では静音性を高めることもできる。

<音を静かにするポイント3:HDD>
「ウィーン」というハードディスクの回転音も、機種によってはかなり耳ざわりなものがある。回転速度が速いほど、音も大きくなるけど、スピードも捨てがたい。ということで、お勧めなのが「流体軸受け」というタイプ。少し価格は高めだけれど、普通のボールベアリングタイプに比べて回転音はかなり小さく感じられる。

また、シリアルATA*にすれば、ケーブルが細くなるため、それだけ熱対策がやりやすくなる。


こだわり省スペースマシン
【パーツ構成 こだわり省スペースマシン】
  (準備中)


<小型化のポイント1:ケース>

パソコンを小型化する上でもっとも重要なのは、いうまでもなくケースだ。そもそもこれがでかかったら、省スペースマシンとはいえない。

最近は、キューブ型というのがブームになっている。 メーカー製のパソコンでも、スリム型という省スペースパソコンがよく売れている。手のひらサイズのケースもあるけど、いろいろ制約があるので、最初に作るものとしてはキューブ型かスリム型がいいだろうね。こうしたものは、ベアボーンキットとして販売されていることが多い。

また、省スペースにすると、机の上に置くことも多くなるので、静音性を上げておくことも考えておいたほうがいい。

<小型化のポイント2:マザーボード>
ケースと同時に重要なのはマザーボードだ。これもパソコンの基本的な大きさを左右するパーツ。ベアボーンキットであれば、ケースとマザーボードは初めからセットになっているので、選択の余地はない。

IC技術の進歩で、かつては別々のチップとして分かれていたものが、一つのチップの中にセットされるようになったため、パソコンもかなり小さくできるようになった。CPUまでオンボードで埋め込んである、省スペース性、静音性を徹底的に追求したマザーボードもある。


こだわりマシン デザイン・その他
<デザインのバリエーション>
省スペース性も含めて、ケースなどのデザインをいろいろ自由に選べるということもパソコン自作の大きなメリットだ。

ケースのバリエーションは、いろいろある。透明アクリル板によるスケルトンマシンもあれば、すべてダンボールでできたケースもある。フレームだけで中身がむき出しの「ガイコツパソコン」や、パソコン専用ケースだけではなく、一般のラックや、衣装ケースのようなもので作ったというツワモノもいる。

まあ、初めからあまり冒険をせずに、最初はとりあえずオーソドックスなものを作ってみよう。それでも、世界にたった一つしかない、十分ユニークなマシンなのだから。

Text:DigiPaPa

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